2013年3月8日金曜日

定期コースを導入する、リピート率以外のメリット

こんにちは。
通販コンサルタントの山口です。

きょうは

定期コース導入による
「継続率UP」以外のメリット

についてです。


定期コースで受注すると、
その後の購入について、
一切の受注費がかかりません。

じゃあ、たとえば電話による受注費は一般的にどのくらいかかるのかというと、
会社によってもちろんさまざまです。

仮に、1件500円かかっていたとします。

平均単価5000円の場合、
毎回電話を受けていると、毎回変動費が10%かかることになります。

ということは、1000万円の売上なら100万円、
1億円の売上なら1000万円の費用がかかる、ということです。

さらに、

定期コースにすると、
リピートのためのDMや
アウトバウンドなどの費用を抑えられます。

DMやアウトバウンドは、大きく分けると4種類あります。

①初回購入者がリピーターに転換するためのプログラム
 (初回インバウンド、商品同梱、
 アウトバウンドなども組み合わせたプログラムになります)

②リピーターに対して、さらにリピート購入を促すためのもの
 (月に1回、3ヶ月に1回など)

③定期解約者や3ヶ月~1年以上の未購入者に対して
 復活を促すためのもの

④その他、誕生日や優良顧客など、
 特別なタイミングや対象に送られるもの

このうち、①の費用が抑えられます。
また、②も、会社によりますが抑えることが可能です。

たとえば、毎月1000人の新規のお客さまがいたとして、
DMやアウトバウンドで、1人にたいして平均1000円の販促費がかかっていたとします。

すると、①の販促費が、やがて毎月100万円かかることになりますよね?

毎月1万人の新規なら、毎月1000万円かかるわけです。
この費用を抑えることができます。


と、こんな風に、「定期コース」導入のメリットは、
継続率のUPだけではないわけですね。

だからといって安易にとりあえず導入すればうまくいく、
というわけでもありませんが。

個々の状況に応じてちゃんと設計しないと、
それはそれでべつの問題が出てきます。



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