2013年3月7日木曜日

定期コースのパターンを増やさないメリット・デメリット

こんにちは。
通販コンサルタントの山口です。


きょうは

定期コースのパターンを増やさないメリット、デメリット

についてです。

[メリット]
答えのない議論がまきおこらない

どういうことか?

僕が昔いた会社は、単品も定期も用意していました。
それから、定期も1、2、3ヶ月とありました。
商品によっては10日間とか、2週間とかもありました。

そうすると必ず起こるのは、

「ほんとに定期がいいのか?」
「ほんとは2ヶ月コースのほうがいいんじゃないか?」

という議論です。


いちおう「まとめ役」だった僕からしてすごく困ったのが、
すべての話に一理あることなんですね。

「買いたいときに買いたいお客さんもいるんじゃないか?」
 ↓
そりゃいるよね。

「2ヶ月コースがあったほうがちょうどいいお客さんもいるんじゃないか?」
 ↓
そりゃそうよね。

テストをすれば差は出るはずとはいえ、どういうテストしたものか…

規模が大きくなると新規の広告以外のテストはなかなかしづらくなります。


そうすると、どうします?みたいな話になって、
それで、一つ一つザクッと決めていくしかないケースがほとんど。

もちろん、データ分析はした上で、ではあるんですが。

みんな話してたらつかれちゃって
「んじゃ、この話、ちょっと保留する?」とかってことも多かった。

選択肢をたくさん与えると、
お客さんが迷うだけではなく、
人が増えると、社内も迷いだす。

これがけっこうネック。

たとえば、1ヶ月の定期コースだけだって決まっていれば、
「それでどうやって成果を最大化するか?」っていう方に意識を集中できる。

けれど、たくさん選択肢があると、
「いったい、どれがいいのか?」という方にどうしても意識がいってしまうわけです。

それで答えが出せればいいですが、
結局は「権威」によって決めなきゃいけなくなるケースがほとんど。


だから、
「1ヶ月の定期コースの限定販売にする」にせよ
「単品で広告露出してインバウンドで1ヶ月定期にアップセルする」にせよ

定期アップセルのやり方やコースは
せいぜい2~3にしぼったほうがいい

と思います。





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