17年間一緒だった愛猫の「いるか」が、
2023/4/13の17:40頃、星になりました。
亡くなる2時間前まで、写真のように、
寝たきりになってもおもちゃのねずみをがっしりしっかり力強くつかむような、
意思が強く美しい女性の猫でした。
17年前、浦和駅前の路上で、
猫インフルエンザにかかり
1匹で震えて倒れていた子猫がいるかです。
車にひかれてもおかしくない危ないところに倒れていて、
奥さんがあわててコンビニのビニール袋にかくまって家に連れて帰ったのが、
飼いはじめたきっかけでした。
住む場所も仕事も流転を繰り返すだめな僕に付き合ってくれて、
やがて子供たちが生まれ、
仕事も独立してようやく生活が安定した、
そんないろいろあった17年間を一緒に生きてきてくれたのがいるかです。
僕はいるかのおかげで人生が変わりました。
今の家族の生活も仕事もなにもかも、
すべているかが導いてくれたことのように思います。
最後の3ヶ月、
いるかが脳腫瘍で寝たきりになっても献身的に介護してくれた奥さんに感謝です。
いるかが子猫で病気でたおれていたとき、
ひろう判断をしてくれてありがとう。
僕1人ならできなかったかもしれない。
奥さんの机の壁に貼られていたイラストに、
「人生は出会うこと」
とありました。
素晴らしい言葉だなと思いました。
きみが僕に与えてくれたものの半分でも、
僕はきみになにか与えることができていただろうか。
僕はきみに出会えて幸せだったよ。
きみも幸せだったならいいな。
なんのために生きるのか、なんのために働くのか教えてくれたきみに恥ずかしくないように、これからも生きていきます。
ありがとう。