こんにちは。
通販コンサルタントの山口です。
「価値」
って、なんなんですかね…?
「原価が100円のものを1000円で売りましょう」
そう言うと、「え…」という反応があるかもしれません。
気がひける、という感じでしょうか。
僕なら、気がひけますね(笑)
というか、もともと、そういうことはすごく苦手なんです。
ですが、ここではそれはおいておきます。
普通の紙コップ。
まちがいなく原価は100円もしませんよね?
いくらなら買いますか?
100円払って紙コップ一つ買います?買いませんよね?高いでしょう
でもこの紙コップ、
実はAKB48の前○敦○さんが何年間かにわたって愛用してた、
知る人ぞ知るコップなんです。
…とたんにアヤしくなりましたね(笑)
でも、インターネットで全国にこの情報を拡散したら、
どこかに買ってくれる人が出てきそうな気がしませんか?
オークションにしたら、いくらになるんですかね…?
原価は100円のまま、なにも変わってないのに。
ちょっと乱暴な喩えで申し訳ないんですけど、たとえばこれが「価値」です。
「価値をつくる」こと
→「それがほしい人をつくる」
→「顧客の創造」
(ドラッガー先生)
たいていの人にとっては「単なる紙コップ」にしかすぎないものが、
前○敦○さんを好きな人が見たら、「すごいコップ」になっちゃう。
「汚いコップ」と思う人だっているかもしれないのに。
安売りがまったくNGなわけではありません。
いい商品が安いというのは、
一つの価値ではあります。
僕だって、消費者の一人になったら、
おなじ商品は、できればお得に手に入れたいと思ってしまいます。
けれど、中小企業で仕事で勝負するなら、
原価を上げていい商品にする前に、安売りを考えたりする前に、
まず、「価値をつくる」ことを考えましょう。
もちろん、商品そのものの改良を考えつづけること、それも大事なことです。
その上で。
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