通販コンサルタントの山口です。
きょうは、通販のコストについてです。
単品リピート通販のコスト構造は
商品原価 ○%
販促費 ○%
その他費用 20%
営業利益 20%
販促費 ○%
その他費用 20%
営業利益 20%
このなかで一番大切なのが、商品原価○%。
僕は通販売上100億の会社で、
そのときの経験や他社の分析から、
広告に強い会社と原価率が低い会社、どちらが実際に伸びたか?
それは後者です。
もちろん、どちらも強いに越したことはありません。
広告レスポンスの事情は、
この何年かでまるで変わってしまいました。
10年前は、新聞折込で反応率0.2%とかがありえた時代です。
100,000部やって、200件。
今は、平均0.03%くらいじゃないかと思います。
100,000部やって、30件。
当時、「どんな商品でも、ぜんぶ売れ!」と言われていました。
中には原価率が60%という商品もありました。
利益を残そうとしたら、
原価率の低い商品に販促を集中させるしかありません。
まず、原価率を考えましょう。
高い値段をつけなければならないなら、迷わずそうしましょう。
できれば商品を開発する前には、
「このくらいの価格にしよう」という値段を決めておきましょう。
そうすれば、原価の目標がわかります。
もちろん、みなさんのなかには、
「まず、じぶんが納得できる、世の中に貢献できる商品をつくりたい」
という方もいるでしょう。
という方もいるでしょう。
それは素晴らしいことです。
本来的にそれは、まったくもって正しい。
それならなおさら、
その商品がみんなに行き渡るために、ぜひ原価率は気にしてください。
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