2013年8月9日金曜日

会報誌はツール。問題は中身。

こんにちは。
単品通販コンサルタントの山口です。


「会報誌」そのものが
お客さんとの「きずな」をつくり、
それによってお客さんのロイヤリティが上がり、
結果、売上が上がるということは、ありません。


大きい会社が会報誌をDMとして継続している場合で多いのは、


①単品中心の仕組みであり、
 DM売上が継続売上の多くを占める
 (DM単発で採算が合う)

②優良顧客だけに送っている
 (RFMなどで顧客セグメントを行い、
 対象により強弱を分けている)

③懇意にしている印刷会社(あるいは、代理店)の
 強い意向がある

④レスポンス以外の数字で管理している

⑤「会報誌はいいはずだ」という信念、
 あるいは雰囲気がある



通販大手がDMの会報誌をやっているからといって、
「うちもそれをしなきゃいけないんだ!」と思う必要はありません。

そうやって採算倒れしたり、
優先順位をまちがえてしまっている会社も多いです。


たとえば、商品をリニューアルしたとします。

前よりもっと良くなったんだとしたら、それを、お客さんに伝えると思います。
今のお客さんと、もうやめてしまったお客さんに連絡するんじゃないかと思います。

それを「会報誌」と呼ぶかどうかは周りが決めることで、
じぶんたちが決めることじゃありません。


会報誌とは本来そういうもので、

大切なのは会報誌そのものではなく、
絶え間ない改善のための活動とその努力

であるはずです。



2 件のコメント:

  1. 素晴らしいブログですね。

    凄く参考になりました。

    これからも楽しみに拝見させていただきます!

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    1. ありがとうございます!

      励みになります(-o-;

      ちょっと夜中とかに書いてるときは、
      かなり雑になってるときがあるのですが…

      いや、夜中じゃなくても雑かもしれませんが…

      「人間ぽいよね」ということでご容赦ください(笑)

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